ふくらはぎが筋肉質で太いと悩んでいる女性は意外と多いです。周りから、「ししゃも足」と呼ばれるくらい、ふくらはぎがモコッとふくらんで見えます。
全体的に太っているわけではないのに、筋肉質で太いふくらはぎを解消して美脚になる方法をまとめました。
筋肉質なふくらはぎを細くするには？
自分のふくらはぎが筋肉質だと思っている女性に質問です。
「現在、定期的に運動をしていますか？」
この質問の答えによって解消法が違います。
運動をしている場合
運動している女性の場合は、ふくらはぎが筋肉質なんだと思います。定期的に運動をしていれば、自然に筋肉が鍛えられるからです。
このタイプの女性は、周りに同じ運動をしていて、理想のふくらはぎを持っている女性を探してください。そして、その女性と自分の動きを比較して、違いを見つけましょう。
同じ運動をしていて、ふくらはぎの筋肉が気になるほど発達しているのであれば、変なクセを持っている可能性が高いからです。つまり、ふくらはぎに負担をかけるフォームだったり、動きをしているから筋肉が発達しています。
そこを修正しないと、筋肉質のふくらはぎは細くなりません。自分でわからなかったら、他の人にフォームを見てもらいましょう。
運動をしていない場合
定期的に運動をしていないのに、ふくらはぎが筋肉質ということは、考えられるのは2つです。ひとつは、日常生活でふくらはぎに負担をかけている。
もうひとつは、筋肉に脂肪が付いている状態です。硬くなった脂肪と筋肉を筋肉質だと思わせています。
ふくらはぎを触わると、カチカチだからといって、それが筋肉とはかぎりません。血行が悪くなって、余分な水分や老廃物が溜まった状態を筋肉と勘違いしている人もいます。
ふくらはぎの筋肉は足首を伸ばすときに使われます。日常生活で足首を伸ばす行動で考えられるのは、女性ならハイヒールを履いている時くらいでしょう。
だから、ふくらはぎが筋肉質だと思っている人は
- 疲れやすい
- 足先が冷える
- むくみやすい
などといった悩みを同時に抱えている場合が多いです。
筋肉質だと勘違いしているふくらはぎを細くするにはケアが重要です。柔軟性のある筋肉にすることで、ふくらはぎを細くすることができます。
ふくらはぎの筋肉質を細くするマッサージ
ふくらはぎをマッサージすることを考えてしまう人が多いと思います。もちろん、ふくらはぎ自体をマッサージすることも大切です。
しかし、ふくらはぎをマッサージしても効果を感じなかった人もいるでしょう。実は、ふくらはぎ以外を同時にマッサージすると効果が上がるんです。
それは、どこかと言うと、すねの部分で、前脛骨筋（ぜんけいこつきん）と呼ばれています。裏側の筋肉をほぐすには、表側の筋肉も同時にマッサージすると効果的なんです。
そして、ハイヒールを履いているときは、ふくらはぎの筋肉が収縮して、すねの筋肉は伸びています。ですから、すねの筋肉もハイヒールをはくと、スニーカーに比べて負担がかかっているのです。
マッサージの方法は、床に座って、片方の足を立てながら膝を曲げて前に出し、もう片方の足はあぐらを組むように折り曲げます。この姿勢であれば、すねの筋肉もふくらはぎの筋肉もリラックス状態です。
そして、すねの骨の外側の筋肉をもみほぐします。また、両方の親指で押えながら、かかとを付けた状態でつま先を上げ下げする方法もおすすめです。
すねの筋肉をマッサージしてから、ふくらはぎの筋肉をもみほぐしてください。
筋肉質のふくらはぎはストレッチで柔軟性を回復
筋肉質と勘違いされるほど硬いふくらはぎは、ストレッチをすることで柔軟性を取り戻しましょう。ハイヒールを長時間、履いていても、夜、ケアをしている人は少ないです。
ハイヒールを履いている状態は、ふくらはぎの筋肉が収縮し続けています。すると、血液の流れも悪くなって、むくんでしまうのです。
それなのに、ケアをしなかったら、筋肉は硬くなるし、老廃物も溜まります。スポーツのあとにクールダウンが必要なように、収縮し続けたふくらはぎの筋肉もストレッチしてあげましょう。
今回のストレッチは長めのタオルを使います。動画のように座って、ふくらはぎと太ももの裏側の筋肉をストレッチしてください。
タオルを引っ張る力は気持ちイイくらいです。風呂上りなど体が温まっているときに行いましょう。
最後に
筋肉質のような硬いふくらはぎを細くするには、やわらかい筋肉に戻すことがポイントです。柔軟性を取り戻すには、マッサージとストレッチを同時に行うことをおすすめします。
脂肪がこびり付いて硬くなった筋肉をほぐすことで、スッキリさせましょう。また、血流も良くなるため、むくみや足の冷えで悩んでいる人にも効果が期待できます。
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