プロ野球が開幕して、約2ヶ月が経ちました。予想を上回る活躍をみせるチームもあれば、残念なチームもあります。
いよいよ、5月26日(火)からは、交流戦がスタートです。例年、交流戦で調子を崩すチームや勢いが出てくるチームがあるほど、長いペナントレースのカギになっています。
対戦相手や球場が変わるし、セ・リーグにはないDH制が影響したり、流れが変わってしまうのでしょう。はたして、2015年の交流戦は、どんなドラマを楽しませてくれるんでしょうね。
プロ野球交流戦の変更部分
2015年から交流戦は大きく日程が変わりました。2014年までは、ホーム2試合・ビジター2試合と合計4試合、セリーグとパリーグの各チームが戦っています。
それが、2015年の交流戦では、隔年でホームとビジターを入れ替える3連戦制に変わったのです。この影響が、どれくらいあるのかは、やってみないとわかりません。
私は、今回の変更は賛成です。ふだんの試合が3連戦に慣れているせいか、どうも2連戦というのが違和感アリアリでした。意外と同一カード3連勝は難しいものですが、2連勝というのは、割と可能性が高いです。
だから、交流戦は同一カードで流れが出やすく、それが全体にも影響しているような気がしていました。そのため、流れがつかめないチームは、負けが込んでしまいます。
あと2試合制の日程は、何となく間のび感があります。全12カードの合計24試合を5週間かけた試合日程でした。2015年は全6カードの合計18試合を3週間で戦います。
個人的に、5週間というのは、長過ぎです。早く、直接対決で差を縮めたいのに、それができませんからね。今年は3週間ですから、途中で飽きずに楽しめそうです。
プロ野球交流戦2015年の優勝予想
過去の交流戦で優勝したチームを見てみると、
- 福岡ソフトバンクホークス 4回
- 千葉ロッテマリーンズ 2回
- 読売ジャイアンツ 2回
- 北海道日本ハムファイターズ 1回
- オリックスバファローズ 1回
となっています。
こうしてみると、ホークスの4回が目立ちます。しかも、2009年、2011年、2013年と隔年で優勝しているので、順番でいくと2015年はホークスです。
次に現在の順位を見ると、
- セリーグの上位3チームはベイスターズ、ジャイアンツ、ドラゴンズ
- パリーグの上位3チームはホークス、ファイターズ、ライオンズ
になっています。
この中で注目すべきは、やはりベイスターズです。交流戦では、過去10回のうち最下位が4回、ブービー1回という最悪の成績でした。ベイスターズファンからすれば、交流戦の時期は嫌だったでしょうね。
しかし、今年は楽しみでしかたがないかも? それどころか、交流戦で初優勝を狙えると思っているかもしれません。たしかに、まだまだ勢いがあるので、チャンスはあると思います。
開幕戦は地元・横浜スタジアムでバファローズとの対戦です。ホームでスタートできるから、波に乗っていくチャンスがあります。セリーグはジャイアンツしか優勝したことがないので、ベイスターズに期待しましょう。
パリーグなら今年、まぁまぁ調子が良いライオンズに優勝してもらいたいです。毎回、同じチームじゃ、おもしろくないですから。
プロ野球交流戦2015年の見どころ
やっぱり、交流戦の見どころは、ふだん見られない対戦が実現するところです。オープン戦やオールスターの対戦は、ちょっと違いますからね。
プロ野球ファン、それぞれ、見たい対戦があると思います。私が気になる注目対戦をまとめてみました。
大谷翔平vs筒香嘉智
2015年の交流戦で一番見てみたい対戦が大谷投手と筒香選手です。今やパリーグの顔といっても良いくらい成長した大谷投手ですが、すでに6勝しています。
片や、成長いちじるしい筒香選手は、三冠王を狙える位置にいるほどです。ふたりの真剣勝負は、プロ野球ファンなら絶対に見たいと思いますよ。
現在の順位を見れば、日本シリーズで対戦する可能性もあります。でも、見えない可能性もあるから、交流戦では、ぜひ実現してもらいたいです。
豪快なホームランも見てみたいし、空振り三振も見てみたい。いやぁ、今からワクワクしますね。
藤浪晋太郎vs森友哉
次に見てみたいのが、甲子園優勝バッテリーの藤浪投手と森選手です。実は、今年のオープン戦で、対戦しています。この時は、自己最速タイの157キロが出て、藤浪投手の勝ちでした。
でも、やっぱり、オープン戦ですからね。交流戦での真剣勝負が見たいです。森選手は、すでにホームラン9本と高卒2年目としては、素晴らしい成績を残しています。
先日、藤浪投手はジャイアンツ相手に1-0のプロ入り初完封でした。調子も上がっているので、森選手との対戦は熱くなると思います。
他にもライオンズには大阪桐蔭出身の中村剛也・浅村栄斗選手の先輩もいます。そして、タイガースの岩田稔投手も大阪桐蔭出身です。
そういう意味では、ライオンズとタイガースの対戦も高校野球ファンにはたまりませんね。
山﨑康晃vsパリーグ打者
山﨑投手は好調ベイスターズの守護神です。亜細亜大学から入団1年目ですが、現在、17セーブでセリーグのトップに立っています。
しかも、プロ野球新人記録となる9試合連続セーブも達成しました。つまり、セリーグの打者は、攻略できていないんです。
この山﨑投手とパリーグの打者の対戦は、とても興味がわきます。交流戦でも、セーブを稼ぎ続けるのか、それとも攻略されるのか、早く見てみたいですね。
最後に
2015年のプロ野球交流戦は1カード3連戦で合計18試合に変更されました。そのため、3週間と期間が短くなって、集中して楽しめるようになったと思います。
大谷翔平投手と藤浪晋太郎投手が、いつも対戦しない打者と、どんな勝負をするのかが楽しみです。オールスターとは違う真剣勝負で、どんなドラマが生まれるんでしょう。
いよいよ、夏の甲子園が始まります。
2015夏の高校野球の優勝予想と注目選手をまとめてみた!
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