美容師の友だちから足の悩みを相談されました。長時間、立ちっぱなしの仕事で、夕方くらいになると足がだるくなるのがツラいそうです。
だるいだけでなく、足が重く感じることもあると言ってました。
そこで、原因を調べて、簡単に解消できる方法を教えてあげたところ、とても喜んでくれたんです。友だちの足がスッキリした解消法をまとめました。
足がだるい原因とは?
運動や仕事などからくる疲れで足がだるくなることがあります。疲労からくるだるさの解消には、休息をとるのが一番です。
疲れ以外であれば、血液やリンパの流れが悪くなると、足がだるくなります。
血液やリンパの流れが悪い場合は、同時にむくみや冷えを感じることが多いです。そして、日常的におこるむくみは、そんなに心配することはありません。
というのも、次のような原因でむくみが起きるからです。
- 長時間、同じ姿勢をする
- 運動不足や加齢による筋肉量の減少
- 加齢による心臓や腎臓の機能の低下
- 塩分の取り過ぎ
ただし、ストレッチやマッサージをしてもむくみが解消されないときは、病気が隠れていることもあります。
たとえば、
- 心臓
- 腎臓
- 下肢静脈瘤
などといった血液に関係する病気です。
「病気かも?」と心配であれば、内科で医師と相談してくださいね。
また、
- 動悸
- 息切れ
- 体重が急に増えた
- 尿量が減った
これらの症状が、むくみと一緒にあれば、一度、診てもらいましょう。
足がだるいのを解消するストレッチとマッサージ
それでは、病気が原因ではない足のだるさを解消する方法を紹介します。
目指すのは、血液やリンパの流れをよくすることです。流れがスムーズになると、老廃物や余分な水分が外に排出されて、足が軽くなります。
まずは、ストレッチです。
動画のようにタオルを用意して足を伸ばします。ポイントは膝を曲げないこととつま先を手前にすることです。
体の硬い人は無理する必要はないので、バスタオルなどで長さを調節してストレッチしましょう。
足を左右に倒すときに「痛たたた・・・」と言ってるのを見て、大げさだなとはじめ、思いました。でも、実際に試してみると、垂直に上げているときと倒しているときでは、足の裏のストレッチ感が違ったんです。
「これは、効っく~」と思いながら、左右の足をストレッチしました。終わったあとは、ビックリするほど足が軽くなります。
つづいて、マッサージです。
足の指の間のマッサージは、お風呂でやっていました。これ、気持ちいいんですよね。
1分15秒くらいから始まる、足の裏のマッサージはひとりでできる方法が紹介されています。パートナーがいる人は、うつ伏せになった状態で足の裏を踏んでもらう方法も良いです。
足の裏は、いろんなツボがあるので、血行が良くなります。
2分20秒くらいからは、リンパの流れがよくなる、膝裏や太ももの付け根のマッサージです。リンパ節がある場所なので、マッサージをすることで、流れがよくなりますよ。
そして、膝の皿まわりのマッサージは知らない人もいると思いますが、これが効果的です。実際にやってみて、その効果を感じてみてください。
ストレッチとマッサージの動画を紹介しましたが、毎日、続けられそうな方を選んで、やってみましょう。1回でもスッキリするけど、継続的におこなう方が効果が高いからです。
また、両方ともおこなっても、それほど時間がかからないと思います。
足がだるいを食べ物で予防する
まず、避けたいのは塩分の取り過ぎです。
塩分を過剰に摂取すると、細胞の間に余分な水分が増えます。すると血行が悪くなり、むくみを生じてしまうんです。
だから、減塩を意識してください。特に加工食品(ハム、かまぼこなど)は、塩分を多く含むので注意しましょう。
次に、積極的に食事に取り入れたいものがあります。
血液やリンパの流れをよくするのがビタミンEです。
- アーモンド
- カボチャ
- モロヘイヤ
- ウナギ
などの食材がビタミンEを含みます。
体内から塩分を出して、利尿作用があるカリウムです。
- バナナ
- スイカ
- キュウリ
- トマト
- アボカド
- パセリ
- 海藻類
- アサリ
などの食材がカリウムを含みます。
足がだるいだけでなく、体の冷えを感じる人は、体を温める食べ物がおすすめです。
- ショウガ
- ネギ
- 大根
- ゴボウ
- 香辛料
以上のような食べ物を積極的に取り入れて、足がだるくなるのを予防しましょう。
最後に
足がだるくなるのは、血液やリンパの流れが悪いからです。そのため、むくんだり、体が冷えたりします。
そのまま何もせずに我慢していると、将来、太ってしまうことがあるので注意してくださいね。血液やリンパの流れが悪いと、体の中に余分な物をため込んでしまうからです。
立ち仕事で足がだるい人は、今回、紹介した解消法をおこなって、快適な毎日を過ごしてくださいね。
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