肩こりの原因には、骨のトラブルだったり、高血圧など病気からくるものだったり、いろいろです。そういった原因の肩こりは専門家に相談するのが近道だと思います。
今回は、自分で肩こりを解消することができる筋肉のこりに関して、効果があった方法をまとめました。
肩こりを解消するストレッチ
筋肉が伸びたり縮んだりすることで体を動かしています。ところが、長時間、同じ姿勢を取っていると、伸びたまま、縮んだままになってしまうのです。
例えば、パソコンやスマホを見たり、デスクワークをしていると、どうしても両手を前に出す姿勢が長くなります。すると、体の前側の筋肉は縮んだままになり、背中側の筋肉はのびたままになっているわけです。
長い間、筋肉が伸びたまま、縮んだままになれば、その状態で固まって硬くなります。筋肉を動かさないと血流も悪くなり、こってしまうんです。
ですから、筋肉を動かしてあげることで、血行を良くし、やわらかい状態に戻してあげましょう。中でも、今回のターゲットは僧帽筋(そうぼうきん)です。
僧帽筋は頭の付け根から背中の上部にかけて付いている筋肉で、ここが衰えたり、緊張状態が続くと肩こりの原因になります。肩叩きや肩を揉むときに触っている筋肉が僧帽筋です。
それでは、オフィスで座ったままできるストレッチを紹介します。
動画のように背骨を伸ばしたままと丸めていく2ステップのストレッチです。無理して伸ばすのではなく、気持ちイイくらいにしてくださいね。
肩こりを解消する体操
僧帽筋を鍛える筋トレにシュラッグがあります。今回は、シュラッグの動きを利用して、僧帽筋を動かす体操をおこなって、肩こりを解消しましょう。
本格的に僧帽筋を鍛えるわけではないので軽いダンベルを使います。何も持たずに行うよりも、負荷があった方が僧帽筋を動かす感覚がわかりやすいからです。
やり方は簡単で、腕の筋肉ではなく、僧帽筋を使って肩を上下させます。首をすくめると言っても、肩を耳の方に斜めに寄せるのではなく、方向的には真上です。
そして、なで肩といかり肩では、やり方が違います。なで肩の人は、僧帽筋が伸びている状態なので、縮めるときを意識して数秒間、上げたままにしてください。
一方、いかり肩の人は僧帽筋が縮んだ状態なので、上げたら、ゆっくりと下げて伸ばすことを意識します。あなたのタイプに合わせて、行うと効果的です。
日常生活では、シュラッグのような動きは少ないので、筋肉がこったり、血行が悪くなります。この簡単な体操をすることで、筋肉の緊張がやわらぎ、血流が良くなるはずです。
肩こりを解消するグッズのおすすめは?
血行が良くなるネックレスなども使いましたが、あまり効果を感じられませんでした。実際に使ってみて、効果があったのはストレッチポールです。
ストレッチポールに仰向けに寝るだけで、前方に引っ張られていた僧帽筋の緊張が消えて、とっても楽になります。床に仰向けに寝ただけでは、そういった感じにはなりません。
ストレッチポールは寝ているだけでも、気持ちイイ感じで筋肉がほぐれます。そして、いろんな使い方をすることで、さらに効果があるグッズです。
ストレッチポールを使わずに、バスタオルを硬く巻いたものを使う方法もあります。やわらかいタイプが好みの人には、良いと思います。
私は、バスタオルではイマイチだったので、購入してみたところ、しっかりと体を受け止めてくれました。ストレッチポールの適度な硬さが、気持ちイイです。
だから、肩こりを解消するグッズを聞かれたら、迷わず、ストレッチポールをすすめています。
最後に
肩こりを解消する方法はいろいろありますが、今回は僧帽筋をターゲットにしました。肩こりの原因になっている筋肉ですから、僧帽筋をストレッチすることで効果があります。
また、ストレッチをするときに役立つのがストレッチポールです。一度、使ってみたら、手放せなくなるほど、気に入っています。
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