夏でもお腹が冷たい人がいます。体の中心が冷えているから、服を重ね着しても、寒さを感じてしまうのです。
内臓が冷えるタイプの人は痩せ気味の割には、お腹だけがぽっこりする人がいます。何とか凹ませようと食事でダイエットするのは逆効果です。
そこで、お腹が冷える人の対策を紹介します。
お腹の冷えの原因とは?
お腹の冷えが気になる人は、内臓も冷えています。そのため、内蔵型冷え性と呼ばれることもあるくらいです。
お腹の冷える原因は体質もありますが、生活習慣が大きいです。
- 運動の習慣がない
- 甘い食べ物や冷たい飲み物が好き
- 食事制限によるダイエット
などといった生活を送っていると、お腹が冷えやすくなります。他には、ストレスによる自律神経の乱れも原因です。
内臓が冷たいと、血液の流れも悪くなります。すると、便秘や下痢といった腹痛だけでなく、美容にも悪影響があるので、女性にとっては大きな悩みです。
お腹の冷え対策3選
腹巻で、直接、保温するのは効果があります。今回は、それ以外にお腹の冷え対策を3つ紹介します。
- お腹のマッサージ
- 仰向けに寝て、両膝を立てます。その状態で、右下の腹から手のひらで、ゆっくりと時計回りに回すだけです。
力を入れずに、手の平の重みだけで、マッサージしていると、だんだんと温かくなってきます。お風呂上りなど体が温まっているときに行うと、効果的です。
- 適度な運動
- 運動不足の人は、必要な筋肉量が足りません。筋肉は熱を発生する元なので、衰えてしまうと、体が冷えてしまうのです。
激しい運動ではなく、ウォーキングなど軽い運動で体を温めましょう。または、ヨガやピラティスなどもおすすめです。体の内側の筋肉であるインナーマッスルが鍛えられて、芯から温まります。
- ふくらはぎ
- 血液の流れを良くするには、ふくらはぎが重要です。ふくらはぎは、重力に逆らって、血液を流すポンプの役割をしています。
だから、お腹周りだけでなく、ふくらはぎも温めてください。立って、かかとを上下させるエクササイズで、ふくらはぎの筋肉を鍛えると効果があります。エクササイズの後は、ストレッチやマッサージも忘れずに行いましょう。
また、ウォーキングすると、ふくらはぎを鍛えることにもなります。さらに、ポンプ効果で、全身の血行が良くなります。
お腹の冷えは食べ物で解消
体を冷やす食べ物は避けてください。
- 甘い食べ物
- 冷たい飲み物
- パイナップルやパパイヤなど南国の果物
- 冷凍食品
などです。特に冬は注意しましょう。
また、内蔵型冷え性の人は、お腹がぽっこりしやすいです。でも、ダイエット目的でサラダを食べるのは逆効果になります。生野菜は体を冷やすからです。
体を温める食材は、
- 根菜類(ごぼう、人参、山芋、ニンニク)
- ネギやニラ
- 肉
- 大豆製品
などがあります。食べるときには、内臓の負担を軽くするためにも、よく噛んで食べてください。
飲み物は、白湯がおすすめです。特に朝、起きてすぐの一杯は、内臓を活性化させます。一気に飲まずに、ゆっくりと飲みましょう。
最後に
お腹の冷えは、放っておくと、いろんな不快症状を引き起こしやすいです。生活習慣を改善することで、早めに解消してくださいね。
腹巻きだけでなく、自前のハラマキ筋と呼ばれる筋肉を鍛えると、より効果が上がります。
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