女性らしいラインを形作るパーツとしてバストがあります。ところが、30代、40代と年齢を重ねるにしたがって、胸が垂れてきて、ラインが崩れてしまうのです。
そこで、バストアップをして胸のラインをキレイにする方法を紹介します。胸の大きさは人によって理想が違うので、今回、重視しているのはバストの位置が上がった美乳です。
バストアップする方法!
バストの位置を保つために、胸の筋肉(大胸筋)を鍛える方法が紹介されることが多いと思います。大胸筋をストレッチするのは良いのですが、鍛えても、それほど効果が期待できません。
そもそも、大胸筋は筋繊維が横方向に走っていて、腕を左右に動かすときに使う筋肉です。横方向に作用する筋肉ですから、バストを引き上げる効果がないことはわかっていただけると思います。
じゃあ、どうすれば、バストアップできるのでしょうか?
簡単に言えば、姿勢を良くすることです。
姿勢が悪いと、肩が前の方に出てしまうので、胸が垂れて見えます。そうならないためには、大胸筋ではなく、背中側の筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)を鍛えましょう。
まぁ、鍛えると言っても、女性の場合は、僧帽筋の柔軟性を取り戻して、動きを良くすることです。
そして、最近は、スマホを長く見続ける女性が増えたので、20代でもおっぱいの垂れに悩んでいる人が増えました。僧帽筋は首を支える筋肉でもあるため、下を向いた状態が続くことで凝ってしまうのです。
すると、姿勢が悪い状態に固まって、胸が閉じてしまいます。その結果、おっぱいが垂れてしまうわけです。
逆に、凝り固まった僧帽筋の柔軟性を取り戻すことで、肩甲骨を正常な位置にして、胸を張った正しい姿勢にしてください。姿勢が良くなると、おっぱいが引っ張られて、バストアップします。
また、僧帽筋は首から頭皮とともに顔の皮膚も引っ張り上げるので、たるみを防ぐ効果も期待できるんです。
先日も、飲み会で筋トレの話題になって、僧帽筋の話をしていたら、
「あ~、それ知ってる。【こがおっぱい筋】って言うんだよ。道端アンジェリカちゃんもオススメって言ってた」
と、女友達に教えてもらいました。
僧帽筋は、小顔とバストアップに効果があるから、こがおっぱい筋なんだそうです。思わず、「そのまんまじゃん!」とツッコミ入れちゃいました。
それでは、モデルも注目する僧帽筋の鍛え方を見ていきましょう。
バストアップはストレッチが効果あり!
僧帽筋は首と両肩と背骨の4点で、ひし形のように付いている筋肉です。つまり、背中の上の部分をおおっている筋肉になります。
だから、僧帽筋が硬くなると胸や顔のたるみ以外にも肩こりや首こりに悩む可能性が高いです。
まずは、動画のように首をストレッチすることで僧帽筋をほぐします。注意することは、首はデリケートな部分なので、添えている手に力を入れて押さえるのではなく、手と頭の重みで伸ばすイメージでおこないましょう。
そして、背骨を伸ばしたときと丸めたときで、僧帽筋の伸びる場所が違うのを感じてみてください。
次は、肩の回転運動で僧帽筋をストレッチします。
- 左手を左肩、右手を右肩に乗せる
- そのまま、両肘を肩の高さくらいまで上げる
- そして、両肘を胸の前で自分のできる範囲で近づける
- そこから、耳に近づけるように大きい動作で後ろに肩を5~10回ほど回す
胸の前で両肘を近づけることで背中(肩甲骨)が開いて、僧帽筋が伸ばされます。そして、両肘が背中側にあるときは、肩甲骨を寄せながら、僧帽筋を縮めましょう。
このとき、胸の筋肉(大胸筋)が伸ばされます。僧帽筋と大胸筋をストレッチすることによって、バスト周りの血液やリンパの流れが良くなり、さらにバストアップの効果が期待できるんです。
僧帽筋が凝り固まっているうちは、大きく回せないかもしれませんが、少しずつ、ほぐしていきましょう。毎日、行うことで、柔軟性を取り戻し、大きく回すことができるようになります。
バストアップはエクササイズがおすすめ
僧帽筋がほぐれたら、今度は鍛えていきましょう。
- 立つか座った状態で、姿勢を良くします
- 肩から手まで力を抜いた状態で、肩を上下します
- 10回を1セットとして、3~5セットおこないます
ポイントは、首をすくめないで、肩を上げ下げすることです。そして、腕に力を入れずに、意識して僧帽筋を縮めたり伸ばすことで、肩を上下させましょう。
やってみるとわかりますが、脱力した状態の腕は重いです。男性なら手にダンベルなどウエイトを持つけど、女性は自分の腕の重みだけで僧帽筋のエクササイズになります。
ただ、はじめのうちは腕の重みがわかりづらい人がいるかもしれません。そんな時は、何か軽めのものを持って、負荷を掛けるとわかりやすいと思います。
たとえば、500mlのペットボトルなら入れる水の量を調節すれば、好みの重さにできます。
腕を脱力して僧帽筋で肩を上下させることができるようになると、女性にとっては、立派な筋トレになるはずです。ただし、人によって体格が違うので、物足りないと感じたら軽めのウエイトを持ってください。
エクササイズをしたあとは、忘れずに僧帽筋のストレッチで、エクササイズした筋肉をほぐします。
まとめ
バストアップするためには、背中の筋肉(僧帽筋)で上に引っ張ってあげましょう。猫背や肩こり、首こりなどがある人は、僧帽筋が凝り固まっている可能性が高いです。
女性は正しい姿勢をとることで、バストの位置が上がります。そして、猫背よりも胸を張った姿勢の方がバストも大きく見えるんです。
また、姿勢が悪いと血液やリンパの流れも悪くなって、ハリのあるおっぱいが保てません。ぜひ、僧帽筋のストレッチとエクササイズで、バストアップされた美乳を手に入れてください。
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