冬になると体の乾燥で悩んでいました。暖房が効きすぎている部屋にいると、かゆくなることもあります。また、すねのあたりが粉をふいたように白くなって恥ずかしい思いもしました。
何が原因なのかを調べて、対策することで乾燥肌から潤いのある肌に変えることができました。その方法を紹介します。
体の乾燥対策でおすすめは?
いろいろ調べてみると、肌に触れる衣類が乾燥に影響していることがわかりました。知ってしまえば、なるほどと思いましたが、まったく気づかなかったです。
以前は、体が温かくなるからとフリースやヒートテックを着ていました。しかし、肌の乾燥に関しては、悪い影響があったのです。
特にヒートテックのような素材は肌から水分を奪うことで発熱する仕組みになっています。だから、何ともない人にとっては良い素材ですが、乾燥肌の人にとっては、逆効果だったのです。
また、化学繊維は肌と摩擦することで、乾燥肌の人はかゆみを感じることがあります。やっぱり、自然素材である綿やシルクなどで作られた衣類がおすすめです。
そして、夜、寝るときにスウェットの上下を着ていました。これまた、化学繊維が含まれていたので、綿100%のパジャマに変更しました。
私と同じように、すねに粉をふく人は靴下にも気をつけてください。化学繊維の靴下からシルク製に変えただけで、粉ふきすることが無くなりました。
体の乾燥は入浴方法で防ぐ
お風呂の入り方を注意することで体の乾燥を防ぐことができます。重要なポイントは体の洗い方です。
体を清潔にするためには、とにかく洗うことだと思っていました。だから、ボディシャンプーとナイロン製のタオルで体中をゴシゴシ洗っていました。
ところが、この洗い方が肌の乾燥にはよくなかったのです。特に足は皮脂の分泌が少ないので、ゴシゴシ洗うと乾燥して粉がふいたようになります。
10代は皮脂の量が多いので、毎日、石けんで洗っても乾燥で悩む人は少ないかもしれません。しかし、30代、40代と年を重ねていくと、皮脂の量も減って、乾燥しやすくなります。
そこで、冬場は週に1回、石けんで洗って、他の日は湯だけにしました。ナイロン製タオルもやめて、手で泡立てて、そのまま手で洗うようにします。
また、くわしく調べてみると、ボディシャンプーを使って洗いすぎると、皮脂の分泌が増えすぎて、臭いの元になるようです。体臭を気にしすぎて、洗わないと不安になる人ほど、気をつけてくださいね。
さらに、お風呂の温度も大切です。冷え性の人には、38~40度くらいが良いと言われています。でも、乾燥肌の人には36~38度くらいがおすすめです。熱い湯が好きな人は、長く湯に浸かるほど、肌が乾燥しやすくなることを知ってください。
体の乾燥を食べ物で予防
基本はバランスの良い食事です。肌に良いと言われるビタミンA、C、Eが含まれる緑黄色野菜を積極的に食べました。
生野菜は体を冷やしますし、たくさん食べることができません。だから、軽くゆでたり、蒸したりして、食べました。
また、肌の乾燥に効くものとしてセラミドがあります。セラミドは、外からの刺激から肌を守り、水分を保つ働きをしてくれるのです。
セラミドは、
- こんにゃく
- しらたき
- 黒豆
- 小豆
- 黒ゴマ
- ひじき
- わかめ
などに多く含まれています。
そして、皮膚がかさかさしないためには脂質が重要です。美容に良いと言われる青魚やナッツ類から脂質を取るようにしました。
最後に
体の乾燥を防ぐ方法を取り入れることで、すねの粉ふきが改善されたのが、うれしかったです。今まで大丈夫と思っていた生活習慣が肌の乾燥には逆効果だったことが、よくわかりました。
体の乾燥で悩んでいる人も、衣類や入浴といったことが原因になっているかもしれませんので、見直してみてくださいね。
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