祖父母は小さいころに亡くなったり、同居していなかったりと喪に服する経験がありませんでした。今回、父が亡くなったことで、いろんなことを初めて体験しています。
もう少しすれば正月を迎えることになるので、喪中のときは、どうしたら良いのかを調べてみました。時代とともに変わってきているとはいえ、大切にすべきことは知っておきたいですからね。
喪中の正月の過ごし方!
現在、四十九日が終わっていないので、忌中になります。昔は、この忌中の間は、家にこもって過ごしたそうです。
さすがに、学校や会社があるので、四十九日まで外出しない人は少ないと思います。ただし、忌中の間と正月が重なる場合は、目立たないようにした方が良いようです。
私の場合は、忌明けしてから正月を迎えます。調べてみると、喪中は、門松、注連縄(しめなわ)、鏡餅など正月飾りはしないで、初詣でや年賀状も控えたほうが良いそうです。
要は、お祝い事につながることでなければ、四十九日の法要後は、そんなに厳格に考えなくてもよくなってきています。それよりも、故人を偲ぶ気持ちが大切です。
だから、新年を迎えたらお墓参りをしたいと考えています。毎年、ご先祖様のお墓参りをしているので、いつもと同じなんですけどね。
また、行ける方は自分の宗派の本山や別院などへ参拝すると良いと思います。私は正月に行くのは難しそうなので、いつも通りのお寺に行く予定です。
また、いつもは神棚に新年の挨拶をしてきましたが、来年は仏壇に手を合わせることになります。
喪中の正月の挨拶はどうする?
毎年、お正月に会う人には、「新年、あけましておめでとうございます」と挨拶してきましたが、これは、どうすれば良いのでしょうか?
喪中の間は、新年を祝う言葉は言わない方が良いみたいです。もし、他の人から「あけましておめでとうございます」と言われたら、「今年もよろしくお願いします」と答えましょう。
そして、年末年始の挨拶回りは控えた方が良いそうです。毎年、行っていた方は、いつもと違った正月になりますね。
私は、年賀状だけでしたので、その点は変わらないです。新年の挨拶に来るといっても、甥っ子たちになります。
ちなみに、お年玉は基本的には控えるべきなんだそうですが、そんなことは子供には理解できません。だから、無地のポチ袋で渡す予定です。
喪中の正月におせちはダメなの?
一般的には、喪中の正月には、おせちやお屠蘇は控えるようです。ただし、それほど華やかな御節でなければ、良いという意見もあります。
たしかに、デパートや通販で販売されているおせちは派手です。でも、おせち料理には、色んな意味が込められています。
たとえば、
- 黒豆:まめに働けるように
- えび:健康で長生き
- 数の子:子孫繁栄を願う
などです。
だから、私は紅白のかまぼこやニンジンなどを使った飾り切りなどお祝い事につながる料理は控える方向でいきます。そして、重箱に入れるのはやめるつもりです。
また、我が家の雑煮は餅菜と餅だけというシンプルな形なので、食べようと思っています。地方によっては、金粉が入っている雑煮があるけど、喪中は控えているんでしょうね。
最後に
喪中の正月の考え方は、いろいろでした。個人的には、それほど華やかにしなければ、良いと思います。
やっぱり、新年という区切りを感じたいです。いつもと同じ生活では、新たな気持ちで一年を過ごす感じにはならないでしょう。
だから、例年よりは控えめにしつつ、家庭内で正月を過ごすつもりです。宗派や地域によっても違うでしょうから、参考程度にしてください。
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