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正座でしびれない方法としびれ解消のコツ!できない人はストレッチ!

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父が亡くなってから、正座をする機会が増えました。普段は椅子に座る生活なので、しばらくすると脚がしびれてきます。

四十九日までは毎週、法事があるので、正座をしてもしびれない方法はないものかと調べてみました。実際に取り入れて、しびれにくくなった方法やしびれたときに解消するコツをまとめます。

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正座でしびれない方法とは?

まず、正座をしたときにしびれる原因からみていきましょう。足を曲げた状態で自分の体重が掛かるため、下半身が圧迫されます。

すると、足の甲やひざの裏などの血管が圧迫されて血液の流れが悪くなるのです。そして、血流が滞る状態が長く続くことで、しびれを引き起こします。

と言うことは、できるだけ自分の体重の掛かり方を偏らせないで、足全体にかかるようにすると良いです。何も考えないで正座をすると、お尻が乗っかる足の甲やかかとに体重が集中します。

それを避けるためには、背筋を伸ばして、お腹に力を入れて凹まし、姿勢を良くすることです。姿勢が悪いときに比べて重心が前に移動するので、足の甲やかかとにかかる体重の負担が減ります。

また、お腹を凹ませていないと腰が丸くなって、腰にも負担がかかってしまうのです。つまり、正座で姿勢を良くすることは腰痛予防にもなります。

正座をするとき、膝と膝の間を少し開けた方が楽です。極端に言えば、膝をぴったりくっつけていると逆三角形の状態になり、バランスも悪く、重心が足に一点集中します。

しかし、膝と膝の間を少し開けると長方形になって、重心のかかり方が分散されるのです。実際に取り入れてみると、ちょっとのことですが、かなり楽になりました。

たまに、かかとを逆ハの字に開いて正座をしている人がいます。この方が足がしびれないからだそうです。

でも、かかとを開くことで膝から下がひねられるため、膝に負担がかかります。O脚の原因にもなるので、注意した方が良いです。

正座のしびれを解消するコツ!

長い間、正座をしていて、足がしびれてしまった場合は立つときに気をつけないと、転んで捻挫や骨折をしてしまうことがあります。だからといって、足を投げ出して、もんだり伸ばしたりするのは、人前ではできませんよね?

そんなときに役に立つ方法が跪座(ぎざ)と呼ばれる姿勢です。跪座とは、両足のつま先を立てて、かかとの上にお尻を乗せた姿勢になります。

跪座をすることで、すねや足の甲にかかる負担が軽くなり、時間ととともにしびれが解消されるのです。座布団に正座していたときなら、座布団の外でつま先を立てると、楽な姿勢になるため、しびれが取れやすくなります。

正座から跪座に変える方法は、両腿に力を込めてお尻を浮かせて、左足からつま先を立てましょう。つづいて、右足をつま先立てると、跪座の姿勢になります。

ただし、即効でしびれが解消されるわけではありません。どんな方法であろうと、しびれを治すには、ある程度の時間が必要になります。

跪座は、あくまでも人前で恥ずかしい格好をしないですむための方法です。でも、跪座を知っているだけで、スマートな振る舞いができる人だと思われますよ。


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正座ができない人はストレッチが有効!

正座ができない理由には、膝など何らかの障害があります。でも、最近では、何も障害がないのに、正座ができない人が増えているのです。

そういう人たちは、下半身の筋肉やじん帯が硬くなり、柔軟性がなくなって、膝が曲がりにくくなっています。そのまま放っておくと膝の稼動域が狭くなって、膝痛の原因になってしまうんです。

椅子に座ってばかりいる人は太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を伸ばすことなんて、ほとんど無いでしょう。日ごろ、運動する習慣がない人なら、なおさらです。

また、足首が硬くて正座ができない人もいます。生活スタイルが洋式になって、足首を伸ばす機会が減ったことが原因のひとつです。

長時間の正座は足の血流を悪くするから、健康に良くないと言われています。しかし、短い時間であれば、正座は下半身のストレッチに最適の座り方です。

ですから、特別な障害が無いのに正座ができない人はストレッチをすることで筋肉やじん帯を柔らかくしましょう。完全にお尻を下ろさなくても、正座の姿勢になると下半身はストレッチされます。

おすすめは、お風呂の中で正座をすることです。水の中では浮力があって負担が減りますし、お風呂は体が温まるのでストレッチに向いています。

いくつになっても、正座ができるくらいの柔軟性は保っていたいものです。毎日のストレッチを習慣にして、若々しい下半身を維持していきましょう。

最後に

正座でしびれなくなるには、ある程度の慣れが必要です。ただし、姿勢を良くして重心をずらすなど、ちょっとした工夫でしびれにくくなります。

今回、調べたことを実践して正座が楽になりました。下半身の柔軟性を保つためにも、毎日、ちょっとずつでも正座をしていこうと思います。

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