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口呼吸を治す方法!睡眠時の対策と鼻呼吸にする効果とは?

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スギ花粉だけでなく、ハウスダストなどで1年中、鼻づまりでした。マスクで予防をしてきましたが、何か他に方法がないか調べたところ、どうも呼吸の仕方がまずかったようです。

口で呼吸をしている人は、花粉症やアレルギー性鼻炎になりやすく、鼻呼吸に変えることで改善することがわかりました。私が口呼吸から鼻呼吸にすることができた方法を紹介します。

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口呼吸を治す方法

口で呼吸する原因は、主に鼻づまりと舌の位置があります。

鼻がつまって呼吸ができない状態の場合は、まず耳鼻科で相談してくださいね。治療とともに、今回、紹介する方法が役立つはずです。

舌は、上のあごに付いている状態が正常です。しかし、口呼吸の人は、舌が下がっています。

また、口が半開きの状態になりやすいので、口の周りの筋肉が衰えているのです。

舌と口の周りをトレーニングする方法を友人から教えてもらいました。

そのトレーニング方法が、「あいうべ体操」です。

「あいうべ体操」は、みらいクリニックの今井一彰先生が考案しました。やり方は、とっても簡単です。

「あ」
「あ~」と言いながら、口を「あ」の形に大きく開きます。痛くない程度に、口を大きく開けると効果的です。
「い」
「い~」と言いながら、口を横に開きます。しっかり口を横に開くと、頬の筋肉が上がり、首の横に筋肉が張る感じになるはずです。
「う」
「う~」と言いながら、口をすぼめるように前に突き出します。この動きで、口の周りの筋肉を鍛えることができるんです。
「べ」
「べ~」と言いながら、あっかんべーのように舌を突き出します。

以上の4つの動きを1セットとして、1回あたり10回おこないましょう。朝、昼、晩と3回で、合計30回おこなうと効果が上がります。

こちらの動画を見ながら、チャレンジしてみてください。

実際にやってみると、顔や舌の筋肉が刺激されました。これは効きそうだと思って、やり続けたところ、1ヶ月くらいしたときに、口が開いていると指摘されることが減ったんです。

睡眠時の口呼吸の対策

「あいうべ体操」を続けることで、寝ているときも鼻呼吸ができるようになってきます。

また、テープを使って強制的に口を閉じる方法も効果的です。鼻呼吸専用のテープが市販されています。

唇が荒れるのを防ぐために、テープを使うときはリップクリームやワセリンを塗って保護してください。

さらに、寝る姿勢も口呼吸に関係があります。

横向きに寝たり、うつ伏せに寝ると、鼻の穴が狭くなって、口呼吸になりやすいです。ですから、口呼吸から鼻呼吸にするには、仰向けに寝てください。

そのとき、枕の高さも重要です。

枕が高すぎても、低すぎても、気道が圧迫されて、口で呼吸してしまいます。気道が確保されるように、床と顔が平行になる高さがおすすめです。


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口呼吸から鼻呼吸にする効果とは?

一番、実感したのは、喉が痛くなることが減りました。

口呼吸は、ダイレクトに外気がのどを通ります。一方、鼻呼吸は、鼻毛もありますし、鼻の粘膜のおかげで、外気がソフトに通るようになるんです。

つまり、鼻には空気清浄機みたいな効果があります

今までは、鼻炎が続いているから、喉を痛めやすいと勘違いしていたんですね。口呼吸でのどが乾燥して、ウイルスなどが攻撃しやすかっただけでした。

他にも口呼吸から鼻呼吸に変えることで、

  • 風邪
  • いびき
  • 口臭
  • 歯の病気(虫歯、歯周病など)

などの予防効果が期待できます。

また、口呼吸の人は、口の周りの筋肉が衰えているので、顔のたるみや二重あごになりやすいです。ですから、口を閉じていられるように筋肉を鍛えることによって、顔が引き締まることにつながります。

最後に

現在、何か体の悩みがある人で、口呼吸をしているなら、鼻呼吸に変えてみてください。きっと、驚くような効果があると思いますよ。

それくらい、口呼吸は免疫を下げる呼吸法です。

逆に鼻というフィルターを通して呼吸すると、本来の免疫力が上がってきます。ぜひ、不快な悩みを吹き飛ばしてくださいね。

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