昼食を食べたあとに、眠くたくなることってありますよね?
そんな時は、素直に昼寝をするのが一番です。しかし、仕事中に眠気が襲っても、寝ることができない人は多いと思います。
私も昼からの会議中に眠たくなって、手の甲を何度もつねって耐えたことがあります。寝られない状況にかぎって、眠たくなるんですよね。
食後の眠気の原因とは?
食事をしたあとに、眠くなるのは異常ではありません。食べた物を消化吸収するために、胃腸が活発に動きます。そのとき、必要になるのが血液です。
消化活動が活発になるので、血液が胃腸に集まります。その結果、脳に必要な血液が減ってしまうのです。十分な血液がないから、脳の働きが鈍って眠気を誘います。
それくらい人間にとって、食べるという行為は、エネルギーを使うのです。そのため、脳が消化活動をしている間は、体を休めなさいと命令しています。
だから、食後の休憩は重要です。食べてすぐに仕事をするような環境は体にとってはよくありません。
ただし、問題がある場合もあります。
食後の眠気が強烈なら要注意
それは、強烈な眠気が何度も起こる場合です。その場合は、体に何らかの異常がある可能性があります。
有名なのが糖尿病です。人間は、食事をすることで血糖値が上がります。普通の人は、血糖値をコントロールできますが、糖尿病になると乱高下するのです。
そのため、脳に必要なエネルギーが上手く運ばれず、眠気を誘うことにつながります。
だから、食後の眠気以外に、
- 体がだるい
- 疲れやすくなった
- 手足のしびれ
- のどが渇きやすい
- おしっこの回数や量が増える
などの自覚症状があれば、糖尿病の疑いがあります。
睡眠不足など思い当たることがないのに、食事をした後に強烈な睡魔を感じる場合は、病院に行って医師と相談した方が良いでしょう。糖尿病など、重大な病気が早期発見できるかもしれませんからね。
食後の眠気対策に効果的な方法!
食べ過ぎれば、それだけ胃腸に負担がかかります。その結果、血液が胃腸に集中するので、眠くなるのです。
だから、眠気対策の基本は腹八分もしくは腹六分くらいの軽めの食事にします。そして、よく噛んで、ゆっくり食べてください。胃腸の負担を軽くするわけです。
また、食事中に水分を取り過ぎないことです。食べながら、過剰に水分を飲むと、消化液が薄まって、胃腸に負担がかかり、眠くなります。
このことを友人に教えてもらったとき、初めは疑いました。でも、食後に飲むお茶を1杯に変えたら、睡魔が襲わなくなったのです。だから、疑ってしまった友人に謝りました。
別の友人に教えてもらったのが、食後の歯みがきです。朝食と夕食のあとは、毎日、歯みがきをしていました。
でも、昼食後はしていませんでした。そこで、会社でも歯みがきをしてみたところ、眠くならなくなったんです。歯を磨いた爽快感で目が覚めるのかな・・・と思っています。
あとは、ストレッチが効果ありました。トイレに行って、軽くストレッチをして、全身の血液を循環させることで、眠気が消えます。
さらに、ストレッチしながらの深呼吸も良いです。大きく息を吸ったり吐いたりすることで、脳に酸素が送られて、スッキリします。
夜、たっぷり寝たのに、眠い人は、睡眠の質が低いのかもしれません。その場合は、寝ているときに呼吸を口でしているため、交感神経が緊張している可能性があります。
口呼吸から鼻呼吸に変えてみてください。いびきをかく人にも効果があります。
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最後に
食べたあとは、眠くなってしまうのは普通です。ただし、強烈な睡魔は、体に何か異常があるかもしれないので、医者に相談してください。
私が効果のあった眠気撃退法を紹介しました。あなたにも効果があるものがあると嬉しいです。ぜひ、一度、試してみてくださいね。
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