足の冷えで悩んでいる人は多いです。そして、冬だけでなく、夏でも足が冷えている人もいます。
冷え性は体質だから仕方がないと諦めている人もいるかもしれません。そんな人向けに、足がポカポカしてくる方法を紹介します。
足の冷えの原因とは?
まずは、どうして、足が冷えるのかを理解していきましょう。何らかの病気が原因のこともあります。しかし、今回は病気以外についてです。
足が冷える原因として、生活習慣があります。冬でも夏でも足が冷えてしまうのは、エアコンの影響が大きいです。
と言うのも、外の気温と空調が効いた室内の気温と差がありすぎると、自律神経が乱れやすくなります。すると、体温調節が上手くいかなくなってしまうんです。
また、体を締め付ける服装が血行を悪くします。締め付けられた部分の血管が圧迫されて、血液の流れがスムーズにいかず、冷えてしまうわけです。
さらに女性は、足にぴったりの靴をはくことが多いので、毛細血管が圧迫されます。その結果、足先まで血液が流れにくくなって、冷たくなるんです。
足が冷えやすい食生活をしている人もいます。特に体を冷やす食べ物である白砂糖が入ったスイーツを食べている人は要注意です。
そして、運動不足の人も血液の流れが悪くなるため、足が冷えます。足は第二の心臓と呼ばれるほどです。車やエレベーター、エスカレーターなどで楽をしていると、足の筋肉が弱くなり、血行が悪くなってしまいます。
足を温める方法!
足を温めるには、色んな方法がありますが、今回は、簡単なトレーニングを紹介します。血行を良くするには、さびついた足の筋肉を活性化させるのが効果的です。
特に足先の冷えには、足首と足裏の柔軟性と筋肉を鍛えていきましょう。デスクワークの人でも、座ったままで気軽にできる2種類のトレーニングです。もちろん、立った状態でも出来ます。
ひとつめは、足指のグーパー体操です。
名前から想像できるように、足の指を開いたり、にぎったりを繰り返します。パーのときは、しっかりと足の指と指の間があくように、グーのときは、ぎゅ~っと力をこめて握ってください。
とても簡単なトレーニングですが、足の裏とすね周りの筋肉を鍛えることができます。数十回くらい行えば、足先から温まってくるのを感じるはずです。
ふたつめは、足のシーソー体操です。
座ったままで、かかとを付けた状態からつま先を上げます。次に、つま先を付けた状態でかかとを上げます。この2つの動きを繰り返すだけです。
つま先とかかとをシーソーのように上げたり、下げたりすることで、足首の強化ができます。また、すねとふくらはぎの筋肉をストレッチできるトレーニングでもあります。
立ってトレーニングすると、バランスを取らないといけないので、インナーマッスルも同時に鍛えることができます。ふらつく人は、何かにつかまって上げ下げしてくださいね。
ふたつとも座ってできるので、会社でおこなっても周りに気づかれることもありません。慣れてくれば、仕事をしながらでもトレーニングできるから、時間もかからず、楽ちんです。
そして、足を温めるだけでなく、ふくらはぎのむくみを解消する効果も期待できます。
寝る前に足を温めるマッサージ!
昼間の疲れを取りながら、足の血液の流れが良くなるマッサージです。血行だけでなく、リンパの流れも良くなります。
お気に入りのオイルやジェルを使うと、マッサージがしやすいです。夜、寝る前にリラックスしながら、行いましょう。
動画のとおり、5種類のマッサージですから、覚えやすいです。ステップ3で押しているのは、湧泉(ゆうせん)と呼ばれるツボで、押すと冷えやむくみなどを解消する効果が期待できます。
足が冷えるからと靴下をはいて寝る人もいます。これには賛否両論があって、私は反対派です。靴下をはいて布団の中に入ると、体温の調節が下手になるような気がします。
だからこそ、今回、紹介したマッサージをすることで、足を温めてから寝ることをおすすめします。毎日、続けていけば、足先からぽかぽかするようになるはずだからです。
最後に
足が冷えるのは病気ではないかもしれませんが、予兆だと思います。だから、足の冷えの段階で、何とかした方が良いでしょう。
今回、紹介したトレーニングやマッサージを取り入れてみてください。
こちらのストレッチも効果的です。
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