下半身太りを食事で解消しようとしても結果が出ないと悩んでいませんか?
そんな方には下半身を鍛えることをおすすめします。とても簡単な筋トレなので、1日1分行うだけです。運動不足の人ほど効果が実感できます。
短期間でダイエットするなら下半身を鍛える!
普段の生活が和式から洋式になったことで下半身を使うことが減りました。その結果、下半身の筋力が衰えて、下半身太りに悩む人が増えています。
だからこそ、短期間で結果を出そうと思ったら、下半身を鍛えることが近道です。また、下半身には大きな筋肉が集中しているので、とても効果があります。
今回、下半身の中でも注目するのは股関節です。洋風の生活を送っていると、股関節を動かすことが少なくなります。
逆に、意識して股関節を動かすと、眠っていた周辺の筋肉も動き出すのです。股関節を動かすことで、次の筋肉が使われます。
- 太ももの前(大腿四頭筋)
- 太ももの後ろ(ハムストリングス)
- お尻(大臀筋)
- お腹の深部(腸腰筋)
これらは体の軸を支えている大事な筋肉です。鍛えることによって、姿勢が良くなるため、下半身だけでなく、全身が引き締まってきます。
また、股関節を動かすことで矯正されて、お腹のぽっこりも解消されるのです。さらに、ヒップアップ効果も期待できます。
短期間ダイエットの筋トレ方法
短期間でダイエットする筋トレにはスクワットがあります。ただし、正しいフォームで行わないと膝や腰を痛めやすいです。
ですから、今回は下半身でも股関節の柔軟性を高め、周辺の筋肉を鍛える方法を紹介します。それは、「腰割り」と呼ばれるやり方です。
腰割りはスクワットのように、お尻を突き出さないため、膝や腰にかかる負担を減らすことができます。高齢者にもおすすめの筋トレですから、安心です。
また、スクワットと違って、腰割りは太ももの内側の筋肉(内転筋)を鍛えることができます。この内転筋は日常生活では、あまり使われないため衰えやすい筋肉です。
腰割りは、動画のように簡単なトレーニングです。
股関節の周辺筋肉を鍛えるだけでなく、柔軟性が高まります。体の硬い人は、初めから下の方まで下ろす必要はありません。柔らかくなるまでは、浅い位置までにしましょう。
ゆっくりとした動きの方が効果があるので、2秒で下ろして、2秒で上げます。下げた位置で1秒止めると、より効果が上がります。合計5秒を10回おこなっても約1分と、手軽に行えるエクササイズです。
腰割りは上体を真っ直ぐにして、真下に下ろします。前かがみで行うと、腰や膝を痛めやすいです。逆に背中をそらせて、お尻を突き出すように行うと、骨盤が前傾し、股関節の周辺筋肉が動きづらくなります。
間違った姿勢にならないためには、壁に背中が軽く触れるような位置で行ってみてください。その状態で壁に沿うように腰を落とすと、腰割りの正しいフォームが身に付きます。
下半身の筋トレは女性にうれしい効果!
女性にとって、下半身を鍛えることは、とても大切です。特に股関節周辺の筋肉トレーニングである腰割りは、ダイエット以外にもうれしい効果があります。
股関節周りの筋肉が硬い人は、血行が悪いです。さらに、神経が圧迫されることもあります。
すると、下記のような女性に多い不快な症状が引き起こされやすいです。
- 冷え性
- 便秘
- 肩こり
- 腰痛
- 膝痛
- 生理痛
腰割りを行うことで筋肉が柔らかくなり、股関節の動きがスムーズになると血流が良くなります。すると、今まで悩まされた不快な症状が軽減される効果が期待できるんです。
また、全身の血行が良くなれば、肌のハリやツヤなど美容にも良い影響があります。普段、体を動かすことが少ない女性ほど、いろんな嬉しいことがあるはずですよ。
ただし、体調が良くなることで、食欲が増す人も出てきます。その場合は、バランスの取れた食事をしてください。お菓子や加工食品で食欲を満たせば、ダイエットの効果は下がります。
最後に
股関節の動きをスムーズにすることは、短期間で下半身のダイエットにつながります。さらに、骨盤のゆがみが無くなり、姿勢が良くなるので、全身が引き締まるんです。
ぜひ、腰割りを続けて、女性らしいスタイルを手に入れてくださいね。
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