女性らしいラインの服はウエストが細くなっているものがあります。でも、30代になると代謝が落ちて、お腹周りに浮き輪のような脂肪が付いてしまうものです。
ゆったりとした服装で隠すのは嫌な人も多いでしょう。そこで、ウエストにくびれを作って美ボディになる方法を紹介します。気持ちいいストレッチと1日1分でできる簡単なエクササイズです。
ウエストのくびれを作るためには?
お腹周り、特に脇腹の脂肪を落とす必要があります。ところが、女性は子孫を残すための臓器があるため、保護するようにお腹に脂肪がつきやすいです。
また、女性は冷え性の人が多いです。冷え性の人は、お腹も冷えやすいため、脂肪をつけて守ろうとします。
そのため、ダイエットをしても、ウエストについた脂肪は短期間では落ちません。そのため、全身の贅肉を落としながら、お腹周りを脂肪以外のもので守る必要があります。
それは、体の内部の筋肉であるインナーマッスルです。そして、ウエストにくびれを作るには、腹斜筋(ふくしゃきん)が必要になります。
腹斜筋は肋骨から斜め前の下方向についている筋肉です。姿勢を保つだけでなく、体をひねるときに使われます。
ところが、日常生活では、体をひねる動作は少ないです。加齢に加えて、使わない筋肉は衰えます。
そして、腹斜筋が衰えると、ウエスト周りを守ろうとして、脂肪がつくわけです。また、脇腹がたるむので、寸胴体型になります。
つまり、痩せていて、他の場所に贅肉が少ない女性でも、腹斜筋が衰えれば、くびれは無くなるのです。ですから、ダイエットしただけでは、くびれのある美ボディは作れません。
脇腹を引き締めて、くびれ美人になるために腹斜筋をトレーニングしましょう。
ウエストにくびれができるストレッチ
腹斜筋をトレーニングする前に、まずはストレッチで筋肉を目覚めさせます。今まで、使っていなかったのですから、怪我を防止するためにも必要です。
動画のように左右に体を動かすことで、脇腹の筋肉をストレッチします。
ポイントは
- しっかり背伸びする
- ひじを曲げずに伸ばす
- 下腹を上に引き上げる
- 呼吸を止めない
です。しっかりと脇腹が伸びているのを感じながら行いましょう。
慣れてきたら、かかとを少しだけ上げて行うと、効果が上がります。つま先立ちになることで体が不安定になるため、バランスを取ろうとして、腹斜筋が鍛えられるからです。
難しい方は、無理しないでストレッチに集中してください。
ウエストに効くくびれエクササイズ
お腹のエクササイズといえば、仰向けになって上体を起こす腹筋運動を始める人がいます。しかし、腹筋運動で鍛えられるのは、前側にある腹直筋(ふくちょくきん)です。
残念ですが、腹直筋は外側の筋肉(アウターマッスル)ですから、お腹をへこますことも、くびれをつくることにも、ほとんど関係ありません。きつい筋トレの割りに、効果がないと思うと、気持ちがへこみますよね。
くびれを作る腹斜筋を鍛える方法は、ひねったり、腰を回したりするエクササイズです。体を動かすのが好きな女性は、下記のようなエクササイズを取り入れます。
- ベリーダンス
- カーヴィーダンス
- コアリズム
- フラフープ
どれを選んでも効果がありますが、中にはハードで続かない人もいるでしょう。もっと簡単なエクササイズを紹介します。
動画のように骨盤を左右に動かすだけです。この動きをすることで、自然に腹斜筋が鍛えられます。
59秒すぎから動かすリズムが早くなりますが、やり始めのうちは無理することはないです。慣れないと腰を痛める可能性があります。
ゆっくりでも効果があるので、大事なことは続けることです。簡単なエクササイズだから、1日1分ほど、おこなってください。
毎日、紹介したストレッチとエクササイズをおこなえば、早い人で1週間、だいたい2週間くらいで効果を感じるでしょう。実感できれば、どんどん、やる気が出てきますよ。
最後に
ウエストのくびれを作るためには腹斜筋を鍛えることです。ダイエットで脂肪を落としても、腹斜筋が衰えていれば、キレイなくびれはできません。
年齢を重ねると脂肪を減らすのは時間がかかるので、インナーマッスルを鍛えたほうが効果は出やすいです。鍛えると言っても筋トレのようにきつくないので、毎日、おこなってみてください。
お腹の前側のエクササイズは、こちらです。
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脇腹だけでなく、前側もトレーニングすると、くびれの効果が高まりますよ。
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