ダイエットしたい女性に筋トレをすすめると、嫌がる人は多いです。一方、食事制限や代替ダイエットなど食べる系が女性には人気があります。
しかし、食事だけでダイエットするとリバウンドしたり、体のラインが崩れる可能性が高いです。太りにくい体質に変えるためには筋トレが必要になります。
そこで、女性向けのおすすめ筋トレダイエットを紹介します。
ダイエットで筋トレは女性に必要?
女性が美ボディを目指すためには、余分なカロリーを制限することと筋トレが重要です。まずは、筋肉の働きを見てみましょう。
筋肉は手足など体を動かすだけでなく、
- 姿勢を維持する
- プロポーションを保つ
- 体温を維持する
- 血行やリンパの流れを良くする
などといった働きがあります。
これら筋肉の働きをみて、何かピーンときませんか?
男性は女性にくらべて、冷え性やむくみなどの不調を訴える傾向があります。その原因のひとつは、筋肉の働きが弱いからなんです。
体重を減らすだけなら、カロリー制限だけでも目標を達成できるかもしれません。でも、食事だけでダイエットをすると、脂肪だけでなく、筋肉も落ちてしまうのです。
すると、余計に女性特有の不快症状に悩まされることになるかもしれませんよ。だからこそ、ダイエット中に落ちやすい筋肉量を保つためにも筋トレは必要なんです。
また、脂肪を落としても筋肉が衰えていれば、たるみます。プロポーションを保っているのが筋肉だからです。
体重を減らすだけが目標なら良いかもしれませんが、女性らしいラインにしたいなら、筋肉が必要だと理解してもらえたと思います。
筋トレで女性はムキムキにならないの?
女性も筋トレすれば、筋肉はつきます。ただし、ムキムキになるためには、相当ハードなトレーニングをしないと無理な話です。
つまり、ダイエットが目的の筋トレでは、そんな心配は必要ありません。筋肉は負荷に応じて、大きくなっていきます。だから、必要以上にダンベルなどの重量を重くしなければ、大丈夫です。
それに、筋肉でムキムキに見えるようにするには、脂肪を極限まで落とす必要があります。そこまで脂肪を落としたら、女性らしい体型ではなくなってしまいますよ。また、生理不順など女性特有の不調を引き起こす可能性も高いです。
そして、筋肉は使わなければ、簡単に衰えます。だから、筋トレの負荷のかけ方で、自由にボディメーキングできるんです。
女性は簡単に筋肉がつかないと思いますが、付き過ぎたら負荷を軽くすれば落ちます。ですから、安心してダイエットに筋トレを組み込んでくださいね。
ダイエットで筋トレする女性のメニューのおすすめ!
ここまで読んできても、まだ心配な人に、おすすめの筋トレがあります。それは、インナーマッスルを中心にトレーニングするメニューです。
女性が気にするムキムキ感は、外側の筋肉(アウターマッスル)になります。体の内側の筋肉であるインナーマッスルを鍛えても、まったく見えません。
そして、嬉しいことにダイエット効果もバツグンです。今回は、インナーマッスルの中でも、特に重要な腸腰筋(ちょうようきん)の筋トレを紹介します。
腸腰筋は背骨と太ももの骨を結ぶ筋肉群(腰骨筋、大腰筋)のことです。運動不足や加齢によって、どんどん衰えてしまいます。
すると、姿勢が悪くなったり、太ってしまうのです。逆に、腸腰筋を鍛えることで、カロリー消費を高めると、太りにくい体になります。
腸腰筋のトレーニング方法は簡単です。動画のように、自転車をこぐようにします。筋トレしたあとは、ストレッチもしてくださいね。
この時、注意して欲しいのは、背中は姿勢の良い状態と同じです。背中を丸めると効果が減りますし、背中を反らせると腰を痛めます。
もうひとつ、つま先を上げないようにしましょう。つま先が上がってしまうと、すねの筋肉が緊張して、余分な力が入ってしまうからです。
下腹の奥深くあたりが温かくなる感じがすれば、腸腰筋に効いています。太ももの筋肉を鍛えている感じがするときは、背中が丸まっているはずです。
腸腰筋をトレーニングすると、歩くときに脚の筋肉の負担が減るので、下半身がスッキリします。もちろん、姿勢が良くなるから、猫背や腰痛、肩こりなどの解消も期待できますよ。
最後に
二十歳を過ぎたら筋肉は衰えますから、筋トレしないダイエットでは、美しいプロポーションにはなれません。姿勢が悪くなったり、重力に負けてたるむからです。
まずは、今回、紹介したインナーマッスルを鍛えて、ダイエット効果を実感してみてくださいね。
こちらは、お腹に効果がある筋トレです。
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