暖かくなると、腕を出す服を着ることが増えます。夏はノースリーブを着て、オシャレがしたいと思っても、腕の太さが気になる人も多いです。
諦めて、目立たないように5分袖で隠すファッションもあります。でも、やっぱり腕を出したいと思っている方に、二の腕を細くする方法を紹介します。
二の腕が痩せない原因
大きく分けると下記の3種類です。
- 脂肪
- むくみ
- たるみ
全体的に脂肪がある人は、腕も太くなります。多くの女性が妄想する部分的に痩せる方法はありません。
二の腕が全体的に脂肪でふっくらしているタイプの女性は、全身の脂肪を落とす方法が向いています。
腕がむくんで太い人は、血行が悪く、新陳代謝が悪い状態です。むくみを解消することで腕が細くなりますから、リンパマッサージをすると効果があります。
そして、ダイエットをしても腕が細くならない人の原因はたるみです。脂肪が落ちても、たるんでいれば、二の腕は太く見えます。
だから、がんばってダイエットしたはずなのに、効果がないと悩んでいる人は多いです。たるみを引き締めないかぎり、脂肪を落としても細くなりません。
それでは、二の腕のたるみを解消するには、どうしたら良いのでしょうか?
二の腕を細くする筋肉とは?
太いと悩んでいる人の腕がたるむのは後ろ側です。脂肪が付いていれば、その重みで余計にたるみます。脂肪を落としても、たるみは解消されません。
つまり、ダイエットするだけでなく、腕の後ろ側の筋肉を鍛えないとスッキリしないのです。意識しないと運動不足や年齢を重ねることで、後ろ側の筋肉は衰えていきます。
理由は、腕の前側に比べて、後ろ側は日常生活で使われることが少ないからです。
ここで、二の腕の筋肉の使い方を見てみましょう。腕の前側の筋肉(上腕二頭筋)は物を持ち上げる時に使われます。ハンドバッグを持っているだけでも、使っているんです。
一方、腕の後ろ側の筋肉(上腕三頭筋)は物を下ろす時に使います。ところが、物を下ろす時は、筋肉だけでなく、重力でも下ろすことができてしまうのです。
つまり、後ろ側の筋肉が衰えないようにするには、重力に抵抗するように、ゆっくりと物を下ろす必要があります。
でも、ゆっくり物を下ろすことって少ないですよね?
二の腕をたるみをなくして、細くするためには後ろ側の筋肉を鍛えましょう。
二の腕を細くする簡単エクササイズ
筋肉を鍛えると聞くと、嫌がる女性は多いです。しかし、安心してください。筋トレではなく、簡単なエクササイズをするだけですから、ムキムキになんてなりません。
衰えた筋肉を動かすことで、引き締まった筋肉を取り戻すエクササイズです。下記の動画を見ながら、チャレンジしてください。
見ていただければわかるように、筋トレではなく、単なる運動です。ポイントは肘より先で動かすのではなく、二の腕の後ろの筋肉を使って動かしてください。
意識できれば、終わったあとに、二の腕の後ろ側がプルプルくるはずです。もし、効いた感じがしない場合は、他の場所に力を入れて動かしています。
また、初めのうちは、筋肉痛になるかもしれません。その筋肉痛は、普段、後ろ側の筋肉を使っていないから起きます。筋肉痛になったからといって、続けるとムキムキになんてなりませんから大丈夫です。
筋肉は負荷をかけないと大きく発達することは無いです。こんな簡単なエクササイズで筋肉が付いたら、アスリートの女性は喜びますよ。
終わった後に、二の腕の後ろ側をストレッチすると、より効果があがります。
あと、日常生活も変えていきましょう。できるだけ、物を下ろすときには、ゆっくり下ろしてください。二の腕の後ろ側の筋肉を意識して、重力に逆らうように、ゆっくりとです。
毎日の積み重ねは、バカにできないくらい大きく影響します。
最後に
二の腕のたるみを解消して細くするためには、後ろ側の筋肉(上腕三頭筋)を鍛えましょう。今回、紹介したエクササイズなら簡単ですから、続けられますよね?
また、このエクササイズは普段、使わない筋肉を動かすことになるため、背中の脂肪も落とす効果もあるんです。きっと、腕を出すファッションが楽しくなりますよ。
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