間食をやめればダイエットできるのになぁ・・・と思っている女性は多いと思います。でも、食べないとイライラしたり、空腹に絶えられないから我慢できません。
たしかに、無理をしすぎると反動が怖いです。リバウンドしてしまう可能性がありますからね。そこで、間食を我慢するのではなく、食べるものを変えることでダイエットの邪魔をしない方法を紹介します。
間食がやめられない原因とは?
そもそも、どうして、間食が我慢できないのでしょうか?
主な原因として血糖値があります。砂糖が入ったお菓子や飲み物、パンやうどんといった消化の良い炭水化物を食べると、血糖値が急激に上がります。
そして、急激に上がった血糖値は急激に下がるのです。すると、脳が空腹感を感じて、甘いものを欲しがります。その結果、ついつい食べ物に手が出てしまうわけです。
また、日ごろから間食の習慣がある人は、自分の周りに甘いお菓子などを買い置きしています。もし、空腹感を感じても、食べ物が近くに無ければ、我慢することができたかもしれません。
今では、近くにコンビニがあるから、買いに行くことも簡単です。そういった環境の中、どんどん間食する習慣が強くなっていきます。
さらに、間食で甘いスイーツを食べれば、血糖値は乱高下します。血糖値が急激に下がるから、また、食べたくなってしまうのです。
この悪循環が繰り返されて、常に何か甘いものを食べていないと落ち着かない体になります。
ただし、間食にも良い点があるのです。仕事や勉強の休憩時に、おやつを食べると気分転換になります。また、空腹時間が長くなると、ドカ食いにつながるため、途中で血糖値を上げた方が太りにくいです。
ですから、間食が悪いのではなく、その中身を変えることが大切になります。
間食しても太りにくい時間は?
1日の中でも脂肪を蓄積しにくい時間があります。それは、午後3時です。昔から、3時のおやつって言いますが、昔の人の知恵は素晴らしいと思います。
それに、昼食から夕食までの時間が長い人は多いですよね。だから、途中で、おやつを食べることで小腹を満たします。あまり長い間、空腹状態が続くと、かえって脂肪を増やす可能性があるからです。
だからこそ、間食の中身が重要になります。脂肪分が高かったり、砂糖が多く含んでいる食べ物は、おすすめできません。
ちなみに、脂肪を蓄積しやすい時間帯は、午後10時以降です。ホント、夜食は太りますよね。
間食でおすすめの食べ物!
脂肪を減らしたいと考える人が好きな間食は、スイーツや菓子パンなど、どちらかと言うと、やわらかい食べ物が多いです。砂糖が多く含まれている食べ物だけでなく、やわらかい食べ物も間食には向いていません。
私は、ダイエットの基本中の基本は、よく噛むことだと考えています。太っている人ほど、噛まずに流し込むように食べるので早食いの人は多いです。
噛む回数を多くして食べると、血糖値がゆるやかに上がります。だから、脳が空腹感を感じにくくなるのです。
つまり、間食の食べ物は、やわらかい食べ物ではなく、よく噛む必要がある固めの食べ物をおすすめします。さらに、ダイエットや美容効果のある食べ物が良いです。
そんな条件を満たす食べ物として、
- ナッツ類
- ドライフルーツ
- こんぶ
- するめ
- にぼし
などがあります。
中でも、おすすめはナッツ類です。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。女性にとって、うれしい美容効果が期待できる食材です。それぞれ含まれている成分が違うので、色んなナッツが入っているミックスタイプを私は食べています。
ただし、脂肪分が多いので、食べ過ぎないようにしてください。1日の食べる量は、手のひらに乗るくらい、だいたい20粒くらいです。
また、塩で味付けされていない素焼きタイプにしましょう。よく噛んでいれば、塩味がなくても、ナッツ本来の味を楽しめます。
間食には、甘いものが食べたい人は、ドライフルーツが良いです。水分が抜けて、味が凝縮しているので、噛めば噛むほど、甘みが増してきます。
最後に
間食がやめられない人は、食べる物を変えましょう。砂糖の多く含んだものやジャンクフードは向いていません。
おすすめの食べ物を紹介しましたが、ダイエットが目的なら、1日のトータルでカロリーを考えてください。間食におすすめといっても、食べ過ぎれば太りますからね。
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