突然ですが、あなたは背中で両手を組むことができますか?
できない人は、いろんな不快な症状を持っている可能性が高いです。そのままにしておくと、他にも悩みが増えてしまいますよ。
そうならないためには、肩甲骨(けんこうこつ)が重要です。そこで、効果的なストレッチを紹介します。
肩甲骨ストレッチの効果とは?
人が体をスムーズに動かすには、上半身なら肩甲骨、下半身なら股関節が大切なポイントです。しかし、デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢を長く続けていると、肩甲骨や股関節の動きがこり固まってしまいます。
すると、肩甲骨で言えば、上半身、特に首や肩まわりの血液やリンパの流れが悪くなってしまうのです。また、胸が開きにくくなるため、呼吸も浅くなってしまいます。
ってことは、人にとって重要な栄養と酸素が届きにくくなるし、老廃物が排出されにくくなるんです。だから、いろんな不快な症状が引き起こされても、不思議なことではありません。
例えば、
- 猫背
- 肩こり
- 肥満
- 頭痛
- 眼精疲労
- バストや顔のたるみ
など、たくさんありすぎるので、このくらいにしておきます。
もちろん、原因は他にもあるのですが、肩甲骨をほぐすことで解消された人が多いのも事実です。そのため、肩甲骨ストレッチに興味を持つ人が増えました。
こり固まった部分をほぐすにはストレッチが最適です。肩甲骨もストレッチをすることで、スムーズに動くようになります。
あなたが不快な症状で悩んでいるなら、肩甲骨ストレッチの効果を実感してみてください。
肩甲骨ストレッチでダイエット効果アップ!
エクササイズだけでなく、日常生活でも可動域が広がると代謝が上がり、体脂肪は燃えやすくなります。逆に、肩甲骨がこり固まっていると痩せにくく、太りやすいのです。
また、肩甲骨のまわりには、脂肪を燃やしてくれる褐色細胞があります。肩甲骨の動きを良くすることで、褐色細胞を刺激して、脂肪を燃やしやすい体になりましょう。
今回は、タオルを使った肩甲骨ストレッチの動画です。
やり方は簡単で、タオルを左右に引っ張りながら上下させます。このとき、タオルが緩んでしまうと、効果が減るので注意してください。
日常生活で、腕を高く上げることは少ないです。今回のように肩甲骨ストレッチを行うことで、上下に動かして、ほぐすことができます。
肩甲骨まわりが硬い場合は、無理しないで気持ちの良い程度におさえてください。毎日、肩甲骨ストレッチを行って、やわらかくなれば、動きもスムーズになります。
ポイントは両腕を動かすのではなく、肩甲骨を上下させることに意識を集中することです。意識することで、だんだんと肩甲骨の可動域が広がります。
肩甲骨ストレッチで肩こり解消!
軽度の肩こりなら肩を揉むことで楽になります。しかし、長く続いた慢性的な肩こりは揉んだくらいでは気休め程度です。
肩まわりの血行を良くするために肩甲骨ストレッチで、筋肉をほぐしていきましょう。
上で紹介したのは肩甲骨を上下に動かすストレッチでしたので、今度は左右に動かす方法です。
動画のように四つんばいになって、ひじを曲げ伸ばしするのではなく、肩甲骨を寄せたり、離したりします。こうすることで、日常生活で開いた状態が長い肩甲骨が左右にストレッチされるのです。
左右のストレッチで肩甲骨周りがほぐれたら、次の段階に進みます。肩甲骨を垂直方向に回す、水平方向に回す、縦方向に回すという動的ストレッチです。
この肩甲骨ストレッチのような動きは、今までしたことがないと思います。肩甲骨がいろんな方向にストレッチされて、めちゃめちゃ気持ちイイはずです。
毎日、おこなって肩と肩甲骨まわりがほぐれれば、肩こりの悩みは短期間で吹っ飛びます。それくらい、日常生活ではおこなわない動きです。
最後に
肩甲骨と股関節の動きがスムーズになると健康や美容に色んな効果が生まれます。肩甲骨ストレッチをすることで、ダイエットや肩こり以外にもバストアップ、猫背矯正などを実感している人は多いです。
風呂上りなど体が温まっているときにストレッチして、柔軟な肩甲骨を手に入れてくださいね。
股関節の動きをスムーズにする方法はこちらです。
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