家族で国頭村のやんばる国立公園内にある大石林山(だいせきりんざん)へ行ってきました。
訪れる前は6ヵ月の赤ちゃんと3歳の娘が一緒で安全に行けるかどうか迷いましたが、行ってみて良かったです。子供連れでも問題なく、大自然を満喫することができました。
そこで大石林山に子どもと行ってみたいと計画している方に、私の経験をふまえて、見どころや気をつけたいことをご紹介します。
大石林山へ赤ちゃんと子供を連れていくことで悩んだこと
私は、るるぶの観光雑誌を見て大石林山のことを知りました。北部エリアのヤンバルというページで紹介されています。はじめのページの方で、大自然で迫力いっぱいのパノラマ写真に心を奪われました。
詳細ページの方では、山々の自然、大きなガジュマル、豊かな大自然の写真が多かったです。また、北部エリアに住んでいる人から、すすめられたこともきっかけでした。
沖縄北部ヤンバルの観光地として、るるぶの観光雑誌で見ていたものの、大自然の山々の写真が印象的だったので、どのようなトレッキングコースなのか、日ごろから運動もしていない人でも歩ける山なのだろうか、小さい子供でも歩けるのだろうかと不安でした。
当時、2歳だった娘のことが気になったのです。車やベビーカーでの移動が当たり前のような子が、抱っこ~と言わずに歩けるのだろうか。
また、なにも知らなかったので、所要時間はどれくらいのものなのか、服装や持ち物にも悩んでいたんです。
子供の足だと、どのくらいの時間がかかってしまうのだろうか。妊娠中、まして双子妊婦の私はトレッキングという名の山登りなんてやってはいけない、という思いで諦めました。
一旦は諦めたのですが、私が大石林山に行ってみた決め手は周りからのおすすめで大石林山があがったことです。ケータイで再度、調べ直してみたところ、1時間ほどの奇岩・美ら海パノラマコースと30分ほどのやんばる森林コースがあり、道も整備されていることに驚きました。
また、ネットサイトに『子どもからご年配の方まで家族みんなが歩きやすいトレッキングコース』という言葉をみつけて行こうと決めたんです。
大石林山の見どころ 赤ちゃんと3歳の子供連れでトレッキングしてきた【沖縄旅行記】
私が大石林山のチケットを購入した場所はホームページの前売りチケットです。他のお店と比較はしていませんが、ネットで検索したときに前売り券お得なチケットという画面より10%OFF+特典となっていたので、即購入を決めました。
空港やホテルに置いてある無料クーポンを調べてみるのも手の1つでしたが、10%OFFだったので、そんなに変わらないかなと思い、他と比較はしていません。
大石林山を訪れてみて、文化博物館の綺麗な建物しか目に入ってこないので、どこにあの大自然があるの?と、場所を間違えたのかなと不安になります。入口の建物は綺麗で休憩できるカフェ、無料で使える畳の休憩所、レストランがありました。
沖縄でも辺戸岬の方なので土曜日でしたが、比較的、道も空いていました。建物に入ってからシャトルバスが数分ごとに運行しています。係りの方が案内してくださるので誘導されるがままチケットを買ってバスに乗り込みました。
案内のアナウンスを聞き、5分ほどバスに乗ったところでトレッキングコースの入口に到着します。バリアフリーのコースもあるので道は整備されているところもあり、自然がそのまま残っているところもありました。
足場の問題よりかは、自然のため虫の問題があります。虫除けスプレーの万全な対策が必要でした。
見どころとしては、歩き進んでいくと見える景色も変わり、むき出しになっている岩の山々、標高が高いので海が見えたときの絶景。大きなガジュマルの数々です。3歳の子の足で休憩を取りながら、所要時間は1時間程度なので、ちょうど良かったです。
私が大石林山に行った時に、やってみたかったことはキジムナー探しです。ガジュマルの木が多くパワースポットでもあり、たくさんの自然があるので、ひょっとしたら見れたりするかも?なんて思えてしまいます。
キジムナーは妖精です。なので見えるなんてことないんですけどね。ガジュマルの木の前で手を大きく広げ深呼吸すると、一気に体の空気も入れ替わりスッキリとした気持ちになれます。
大石林山は子供連れでもいけるおすすめの観光スポット
大石林山の残念なところは、ヤンバルに残る自然の山々としか認識されていないことです。トレッキングを沖縄でするというイメージも少ないでしょうね。ハワイのように沖縄も海だけでなく山もあるよっと知ってもらうことです。
また、場所も最北端の辺戸岬に近いので、空港からの利便性もデメリットになっています。現実不可能かもしれませんが、許田ICよりさらに北部にも行きやすいように、北へ高速道路を伸ばしてほしいです。
おすすめしたい人は子どもからご年配の方まで幅広い年齢層の方です。小さいお子さんでも木の階段、土の山道、根っこがボコボコの道、と飽きることなく遊びの延長のまま自然を散策できます。
バリアフリーコースもあるので、ご年配の方も無理なく一緒に楽しむことができるでしょう。ただ、当たり前ではありますが自然を汚すような方はご遠慮していただきたいです。
私は6ヵ月の赤ちゃんを抱っこ紐をしたまま、トレッキングしてきましたが、何ひとつ問題ありませんでした。時間も2時間あれば館内入口まで戻ってくることができます。そこでは、無料の休憩所もあり、お手洗いにはオムツ交換できるところもありました。
沖縄は年中通して比較的暖かいです。小さい子にかぎらず、トレッキング後の着替えを持っていくことをおすすめします。コインロッカーもあるので、荷物を置いて行くこともできました。
まとめ
いかがでしたか?今回は、大石林山の見どころや気をつけたいことを私の体験談とともにご紹介しました。
トレッキングコースを選べば、6ヵ月の赤ちゃんを抱っこ紐をしたままでも楽しめるほど安心できる場所です。歩き進めていくと景色が変わり、楽しめました。
注意してほしいのは虫が多いので、虫よけスプレーなど対策が必要です。
私と同じように赤ちゃんや子供連れで大石林山へ行ってみたい方に、少しでもお役に立てればうれしく思います。
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